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マンションの住み替えで住所が変わったので、不動産所有者の「住所変更の登記」をやった実体験レポ

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tomojiです。
ブログをコツコツ書いております。

先日、マンションの住み替えによる住所変更の登記を自分で申請してきました。
というのも、司法書士にお願いすると1万前後の費用がかかると言われたためです。
自分で申請するのもさほど難しくないと耳にしたので、時間に余裕のある時にやってみようということで、必要書類を用意してちょっとした書類作成をしました。

ちなみに法務局のホームページを確認すると、令和3年の不動産登記法改正により令和8年4月1日から住所等の変更登記の申請が義務化され、
不動産の所有者は住所や氏名に変更があった日から2年以内に変更内容の登記申請が必要とのことでした。
しかも罰則となった場合は、5万円以下の過料に処せられるらしいです。
そのため、あなたも「住所変更の登記」「氏名変更の登記」は忘れずにやってください!

わたしが今回実施した、マンションの住み替えによる「住所変更の登記」の詳細を紹介します。
オンラインによる登記申請の方法もありましたが、たしかカードリーダーなど用意するものが面倒だったので、窓口に提出するパターンを選びました。
流れとしては、3ステップで完了します。

  1. 必要書類を揃える
  2. 申請書を作成する
  3. 法務局へ申請書提出

ステップ①必要書類を揃える

■登記事項証明書
登記申請書を作成するために必要な書類で、わたしの場合はマンション住み替え時に仲介業者が事前に手配してくれていたので、自分で用意はしませんでした。
あなた自身で用意する場合、まず住んでいる地域の担当法務局をネットで検索し、担当の法務局の窓口にて諸費用を払って登記事項証明書を取得しましょう。
一戸建ての場合、土地と建物は別々に登記されており、両方ともに取得が必要になるようなので、窓口でも確認してみてください。


■登記申請書
法務局のホームページから申請書をデータでダウンロードできます。申請書は「一戸建て」「マンション」と別れているので、ご注意ください。わたしは「マンション」の申請書を作成しなくてはいけないのに「一戸建て」の申請書を作成していることに長い時間気づきませんでした…。
申請書の必要項目を記入してプリントアウトしなければいけないのですが、わたしはプリンターを持っていないので、コンビニのコピー機を利用してプリントアウトしました。


■住民票の写しまたは戸籍附票の写し
登記申請書に添付するために必要な書類で、わたしの場合はコンビニでマイナンバーが記載されていない住民票の写しを発行しました。
戸籍附票の写しが必要となるケースは、度重なる移転などにより住民票の写しで、前の住所と申請する住所が確認できないケースとのことで、このケースに当てはまる方はご注意ください。


■収入印紙
登記申請書と一緒に貼付する必要があり、わたしの場合は郵便局で購入しました。今回のマンション住み替えでは、専有部分と敷地部分は別になるとのことで2,000円かかりました。

ステップ②申請書を作成する

申請書の作成は、法務局ホームページに記入例が掲載されているので、記入例と用意した登記事項証明書を照らし合わせながら必要項目を入力していきます。
基本的には登記事項証明書の内容をそのまま入力していくだけなので、さほど難しい作業ではありません。
個人的に悩んだところとしては、一番最初の項目の「登記の目的」です。わたしが参照した記入例には「2番所有権登記名義人住所変更」とありますが、なぜ「2番」なのかちょっと悩んでしまいました。
用意した登記事項証明書では該当する所有権登記名義人住所変更は「6番」だったので、「6番所有権登記名義人住所変更」と入力しました。
作成した申請書はPDF化して、コンビニ(ファミリーマート)のコピー機を利用してA4サイズでプリントアウトしました。
家の一番近くのコンビニがファミリーマートという程度の話なので、お近くのコンビニのコピー機を利用してプリントアウトできるか検索してみてください。
ちなみに申請書とは別の白紙の紙に収入印紙を貼付して提出する必要があります。わたしの場合は、申請書と別に白紙のページを作ってプリントアウトしました。
そのほかにも、プリントアウトは片面印刷・提出書類のまとめ方(ホッチキス止め)・捺印箇所なども細かな指示があるので、詳しくは法務局のホームページをご確認ください。

ステップ③法務局へ申請書提出

作成した登記申請書(収入印紙含む)と添付書類をまとめ、管轄の法務局窓口へ行って提出します。
提出時は念のため、登記申請書に捺印した印鑑を持参することをおすすめします。
わたしの場合は窓口へ提出する際に捨て印として利用する可能性もあるとのことで、空白部分に捺印をお願いされました。
なお、郵送での提出方法もありますので、詳しくは法務局のホームページをご確認ください。
提出が完了すると受付受領書のようなものを渡され、確認事項があれば担当者から電話すると言われます。
受領書に登録完了日程目安が記載されてますので、その日までに何も連絡がなければ完了となります。

多少の手間はかかりましたが、一つの経験として自分で申請をしてみてよかったと感じています。わたしの実体験紹介があなたの参考になれば幸いです。